何かのイベントやちょっとしたお礼なども含め、好きな人や大切な人へお菓子を贈る時ってありますよね。
多くのお菓子には、それぞれ特別な意味が込められているって知っていますか？
実は、「あなたが嫌い」という意味のあるお菓子もあるらしいんです！
相手の方がそういうことに対して気にしないタイプであればいいのですが、気になる方はそんな意味のあるお菓子を受け取った時、誤解してしまうかもしれませんね。
特に好きな人に贈る時は、お菓子に込められた意味を事前にチェックしておくといいかも！？
ということで、お菓子の込められた意味について調べてみました。
【好きな人へのお菓子】渡す前に意味をチェックしよう！
お菓子にそれぞれ意味が込められているのなら、その意味を隠れたメッセージとして、好きな人や大切な人への贈り物により気持ちを込めることができるでしょう。
ただし、中にはネガティブの意味があるので注意が必要です。
知っていれば、そのお菓子を贈ることを避けられますし、もし贈る場合でも「気にしないでね」と一言添えることもできますね。
また、好きな人へのメッセージ以外にも贈る際の話のネタとして会話が盛りそうですね♪
様々なシーンでお菓子の意味を活用して楽しんでいただけたらと思います。
【好きな人へのお菓子】込められた良い意味は？
まず、バレンタインデーなど好きな人へ贈る代表的なお菓子も含め、大切な人へ贈るのに適した意味が込められているお菓子をみていきましょう。
チョコレート
チョコレートは、日本ではバレンタインデーに贈る代表的なお菓子となっていますが、実は特に深い意味はないそうです。
なので、義理チョコにも友チョコにもOKです。
しかし、バレンタインのお返しとしての意味は「あなたと同じ気持ち」になります。
相手からの気持ちをそのまま返すメッセージとなるので、「これまでと同じ関係でいましょう」という意味合いが込められています。
ブラウニー
ブラウニーも、バレンタインデーに贈る手作りお菓子として人気ですが、こちらも実は特に意味はありません。
ブラウニーは「茶色(=brown)」が語源のアメリカの代表的なチョコレートケーキで、平たく焼いて四角くカットしたお菓子です。
見た目もチョコレートにも似ている感じなので、同じ意味というのも納得できるかもしれませんね。
チョコレートと同様、義理チョコにも友チョコにもOKのお菓子です。
バウムクーヘン
バウムクーヘンには「長い年月をともに過ごしていく」「夫婦が二人で年月を重ねていく」という意味が込められています。
ドイツのお菓子で、バウムクーへンの断面が樹木の年輪に似た同心円状の模様に見えるため、ドイツ語で「木（Baum）」の「ケーキ（Kuchen）」と表します。
樹木の年輪は長い時間をかけてゆっくりと増えていくため、長寿や繁栄を祈る意味が込められており、縁起物として結婚式の引き出物や敬老の日などお祝いに贈られることが多いです。
ホワイトデーのお返しとしても、何層にも生地が重なっていることから「二人で幸せを重ねていく」という意味もあるので、本当に好きな人への贈る時は良いですね。
義理チョコのお返しや本命でない女性へのお返しとしては適してないかもしれません。
カップケーキ
カップケーキには「あなたは特別な存在」という意味が込められています。
手作りスイーツの中でも人気のお菓子で、誕生日会やパーティなどにも用意されることも多いです。
ホールケーキと違って切り分ける手間がなく、贈る人の好みにあわせて味やトッピングを選ぶことができます。
ドーナツ
ドーナツの意味は、特に意味がないという説もありますが、調べると意味としては２つあります。
一つ目は「あなたが好き」。
ドーナツといえば、真ん中に穴が空いた輪の形をイメージしますよね。
穴は英語で「hole」。
これとほぼ同じ発音の「whole」をかけて、「I like you a whole bunch.」。
つまり、「あなたが好き」という言葉になります。
ちなみに、発祥はオランダで移住者によってアメリカにもたらされたようです。
二つ目は「お疲れ様」。
ドーナツの丸い形は縁起が良いことやお年寄りの方が好んで食べているなどの理由だそうです。
「お疲れ様」という意味であれば、仕事でお世話になっている人や年配の人に渡す贈り物に良いですね。
マカロン
マカロンには、「あなたは特別な存在」という意味が込められています。
高級感があり、特別な時にしか食べないことや、作るのも手間がかかることが由来とされています。
好きな人への贈り物にはもちろん、友人やお世話になっている人など自分にとって特別な人へ贈るお菓子として最適ですね。
また、カラフルな見た目で上品な味わいのため、若い女性を中心に人気が高いです。
マロングラッセ
マロングラッセには、「永遠の愛」という意味が込められています。
栗をまるごと砂糖液で煮つめ、ブランデーなどで香りをつけたお菓子です。
マロングラッセには、マケドニアの英雄、アレキサンダー大王が最愛の妻へ贈ったというエピソードがあり、「永遠の愛を誓う証」として男性から女性へ贈るお菓子でもあるようです。
マドレーヌ
マドレーヌには、「仲良くなりたい」という意味が込められています。
マドレーヌは、二枚貝の形をした焼き菓子で2枚の貝殻がぴったり重なる様子から、円満な関係がイメージされたためです。
日本でも古来より2枚貝の貝殻は、縁結びや夫婦円満の象徴として縁起物とされています。
好きな人や仲良くしたい相手に贈るお菓子として最適ですね。
キャンディー
キャンディには、「あなたが好き」という意味が込められています。
キャンディは口に入れてから溶け終わるまで時間がかかり、味わいや香りを長い間楽しめます。
さらに、口の中から消えても味わいや香りの余韻が続くことから、相手との関係が長続きするということに連想されているようです。
愛をストレートに表現する意味が込められているため、長く関係を続けていきたい本命の好きな人に贈るといいですね。
金平糖
金平糖には、「永遠の愛」という意味が込められています。
金平糖は、ポルトガルが発祥の砂糖菓子で、小さな粒から時間をかけてじっくり作られるため、家庭を育む夫婦の姿に見立てられ、永く変わらない愛が連想されたようです。
この意味合いから、結婚式の引き出物などに用いられますが、バレンタインなら関係の安定した夫婦間の贈り物に良さそうですね。
クッキー
クッキーは、「友達でいよう」という意味が込められています。
クッキーのサクサクとした軽い食感から、強い愛で結びついた関係ではなく、友達の軽い関係がイメージされたようです。
好きな人へのバレンタインデーのお返しなどには、実は適さないかもしれませんね。
せんべい
甘いものが苦手な相手に贈るお菓子の一つとしてせんべいが考えられますが、せんべいに込められている意味は特にありません。
ただ、せんべいは割れてしまうので、意味を突き詰めると「恋が割れる」「愛が割れる」ということが連想され、結婚式の引き出物などには避けられることがあります。
確かに、特にハートのせんべいが割れてしまったら見た目的にもショックですね。
【好きな人へのお菓子】注意したい込められた意味は？
これまで好きな人へ贈る時に適した意味のお菓子を紹介してきました。
では、今度は反対に、贈るのに注意したい意味が込められているお菓子をご紹介します。
マシュマロ
マシュマロには、実は２つの相反する意味があるようです。
現在は、「あなたが嫌い」という意味が込められているとされています。
本来は、マシュマロには「バレンタインの日にもらったチョコレートのお返しに、チョコ入りのマシュマロをお返しする」という愛と感謝の意味が込められていました。
しかし、現在ではマシュマロが口で溶けてなくなってしまうイメージから「嫌い」というネガティブな意味が込められているようです。
もらったチョコを優しさで包んで返すことが「穏便に断る」の解釈につながっている説も。
ただ、相手の方がマシュマロ好きでしたら贈ってもいいかと思います。
その際は、誤解されないよう一言添えるといいかもしれませんね。
グミ
グミにも「あなたが嫌い」という意味が込められています。
グミの発祥地ドイツでは、強く噛む必要のある食べ物が少なくなり、歯に関する病気にかかる子供が増えていました。
そのため、子供の噛む力を強くし、歯にかかわる病気を防ごうと作られたのがグミのようです。
比較的安価で、作られた目的も子どもの歯の健康のためということで、好きな人へのお菓子としては、イメージとしては向いていないのかもしれません。
ただ、グミは果汁入りのもあり味が爽やかだったり、独特の食感でそれが好きという方もいる人気のお菓子です。
なので、マシュマロと同様、もし好きな人がマシュマロ好きでマシュマロを贈ってあげたいと思ったら、一言添えて贈ってもいいかと思います。
まとめ
最後まで読んでいただき有難うございました。
いかがでしたでしょうか？
何気なく贈っているお菓子の多くに意味が込められているって面白いですよね。
贈る側も選ぶのに楽しいですし、もらった側も嬉しいかと思います。
特に好きな人へ贈るお菓子については、意味を知って選びたいですね。
ただ、相手の方の好みに合わせて贈るということもあるので、贈る思いとお菓子の意味が適していなかったり、ネガティブな意味が込められている場合でも、何より大切なのは、相手への気持ちです。
なので、参考程度に楽しんでいただけたらと思います。
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