パキラ100均の実生株の魅力とは?上手に育てれば花が咲くかも!?

パキラ

パキラは中南米を原産とする観葉植物で、その育てやすさから最近では100均のダイソーにも並ぶほど人気のある植物となりました。

パキラには、実生(みしょう)株挿し木株の2種類の株があります。

ホームセンターなど一般の店頭に売られているパキラは挿し木株が多く、100均では実生株が多く取り扱われています。

実は、実生株の方が挿し木株に比べて魅力が多く、育てる楽しみも多いということをご存知ですか?

株は花は咲かないけれど、実生株は花が咲くと言われ、他にも挿し木株にはない魅力が実生株にはあります。

今回は、100均で多く取り扱われているパキラの実生株の魅力をご紹介します。

パキラをより楽しく育ててみたいと思われる方は、是非、ご参考にしてください♪

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パキラ100均実生株と挿し木株の違いや見分け方

そもそも、実生(みしょう)株とはなんでしょうか?

実生とは、種子から発芽したばかりの植物のことで、実生株は種子から育てた株のことです。

一方、挿し木は株の一部を切り取り、発根させて増やす方法で、挿し木株はそのような方法で育った株をいいます。

実生株と挿し木株の見分け方は、幹がポイントです。

実生株のパキラは根元が膨らんでおり先端が細いです。

 

挿し木株は、幹の太さが一定です。

また、幹の上部は切り取られています

 

100均実生株には双葉がついていることがあります。

双葉とは、発芽後の一定期間栄養を蓄えている部位で、挿し木にはありません

双葉の葉の形は、普段のパキラとは全然異なり、パキラがある程度成長して役目が終わると、自然に枯れて落ちます。

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パキラ100均実生株の特徴

実生株と挿し木株は、見た目に違いがありましたが、他にどんな特徴があるのでしょうか。

100均で並んでいるパキラの実生株は、挿し木株に比べてどういう魅力があるのでしょうか。

また、良さだけではなく、デメリットについてもお伝えしていきます。

パキラ100均実生株の魅力

100均で売られているパキラは実生株が多いですが、挿し木株もあります。

ただ、実生株から売れていくそうです。

パキラが大好きなパキラマニアは実生株にこだわり、実生株のパキラを目当てに100均巡りをする人がいるくらいだそうです。

それほどまで100均実生株が人気がある魅力とは、どういうものなのでしょうか。

魅力①根元が太くなる

実生株には主根という太い根があります。

そして、この主根があることで、挿し木株よりも早く生育します。

早く生育すると、変化がありより楽しくなりますよね。

挿し木株は幹の太さが変わらず一定です。

それに対して、実生株は双葉から下の部分の幹がよく太ります

幹は太り先端が細くなって「トックリ」のような形状になり、インテリアとしても面白い雰囲気を演出します。

魅力②アレンジできる

パキラの実生株は、幼い時期は幹の内部が海綿状で柔らかいため、幹をひねったり、編み込んだりすることができます。

この特徴を利用して、幼木を3本寄せ植えにして、成長とともに三つ編みするようにねじって仕立てるとインテリアにも素敵なスタイルに変えることもできます。

いろんな可能性があり、楽しいですね♪

ただ、徐々に曲がりにくくなるので仕立てる際は計画的に行いましょう。

魅力③花が咲く・種が取れる

先ほど、実生株には主根があり、挿し木株には主根がないため、実生株の方が生育が早いとお伝えしました。

実生株のパキラは花が咲くが、挿し木株のパキラは花が咲かない」と言われるのは、主根の有無に影響するのかもしれません。

私は見たことはありませんが、こんなお花のようです↓

 

パキラは実もなり、種も取れます。

種が取れれば、自分で植えて育てられますよね。(難しいかもしれませんが・・・)

実生株は、それが実現可能なのです。

パキラの実です↓

パキラの種です↓

パキラ100均実生株のデメリット

これまで、パキラの実生株の魅力や良さばかりお伝えしてきましたが、デメリットもあります。

それは、弱さです。

実生株は幼木なために、挿し木株よりも寒さに弱く、直射日光にも弱いです。

夏は挿木株と同様にカーテンで遮光しますが、5月〜6月、9月〜10月でも異変があるようなら、この時期も遮光しましょう。

また、害虫にも弱いです。

虫もつきやすく、特にハダニにやられやすいです。

ハダニは乾燥すると発生しやすいので、葉水をしてやることで予防できます。

栽培においては、挿木よりも繊細になりますので注意しましょう。

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まとめ

パキラの100均実生株についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。

魅力や良さはありますが、弱さのデメリットもあり、観葉植物の初心者の方は躊躇されるかもしれません。

ですが、実生株でしか味わえない変化や可能性を栽培を通して楽しんでいただけるので、是非、チャレンジしてみて下さい。

順調に育てれば、お花も見られるかもしれません。

楽しみですね♪(^ ^)

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